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3Dラーニング・アソシエイツ

2018年の活動状況

3Dラーニング・アソシエイツの2018年の活動状況等をお知らせします。
※最新の活動状況はお知らせをご覧ください。

関島の活動状況

■なぜGEはおかしくなったのか(経団連フォーラム21及びグリーンフォーラム合同講座の人事交流会で挨拶)
  12月14日、「フォーラム21」29期と「グリーンフォーラム」13期合同の講座が経団連会館で開催されました。第一講座は慶応大学前野教授(システムデザイン・マネジメント研究科・院)による幸福学Happiness and well-being study の紹介、第二講座は、立石オムロン会長による企業理念による経営についての講話で、講座終了後人事交流会があり、優秀論文の表彰がおこなわれ、そこで挨拶をしました。最近CEOが1年で交代する等、GEの変調が話題になっていますが、変調の理由についてです。

  今後いろいろな分析が行われると思われますが、日本でも東芝の事件もあって、複合大企業コングロマリットという特性に関心が集まると考えられます。その事例として長年GEを研究されている中央大学の谷口教授の意見、「集権化と分権化のバランスが崩れた」という組織論的分析を紹介するとともに、「不確実性が高い時代には、GEの選択と集中戦略は不適合」という小生の意見をのべました。どちらも、企業の多角化に着目しての議論で、経営論として、大くくりに考えていますが、日本にも複合第企業はたくさんあり、同じようなことが起こる可能性が強く、留意が必要と感じていることを紹介しました。
(情報掲載日:2018年12月25日(火))

■3DLAセミナー同窓会の忘年会が開催
  12月5日、3DLAの3セミナー、戦略論入門、リーダーシップ入門、チームビルディング入門の卒業生の忘年会が、銀座の「がんこ」で開催されました。今回は忘年会集中週と重なったためか、出席はわずか6名でしたが、久しぶりに出席したメンバーもいて、各人の現況報告などで話題が尽きない会合になりました。
  席上、春の集まりは、延長戦の舞台になった大磯の関島邸でおこなうことが提案され了承されました。日程はあらためて高村幹事長と相談の上決定しますが、この冬は暖冬予想なので、庭の桜の開花時期の予測が難しそうです。
(情報掲載日:2018年12月20日(木))
■MCN7周年記念講演「GEは何処からきて何処へいくのか」の感想
  日頃、3DLAの活動にご協力いただいているMCN(NPOマネジメント共育ネットワーク)の7周年を記念する会合が11月22日、青山の島根インで開催され、中央大学の谷口明丈教授による題記の記念講演が行われました。大変興味深かったので、感想を報告します。

  谷口先生の切り口は「多角化」で、ウエルチ以降継続するGEの戦略「選択と集中」が多角化の持つ「範囲の経済」というメリットを失わせたのではないかという仮説を立てられ、組織論から検討されました。関島なりの理解で谷口先生の論手を整理すると、(間違っていたら谷口先生、ごめんなさい)

  1. 企業が多角化する理由とそれが存続する条件
    • 多角化の定義:複数の事業を自社の境界内に保有すること、狭義では、企業が事業活動を行って外部に販売する製品分野の全体の多様性が増すこと。
    • 多角化の経済的根拠:範囲の経済(シナジー)。複数の事業(製品)を同時に手掛けた方が、自社の持つ共通の基盤プラット―フォーム(技術やブランド、企業風土など)を活用してコストを安くできる。
    • 成立の条件:範囲の経済(シナジー効果)マイナス範囲の不経済(複数の事業間に資源配分を行う際の調整作業などのコスト)がプラス。
  2. GEの戦略は「選択と集中」が継続
    • ウエルチ:No.1、No.2でないものは撤退。分権化の徹底と、分権化のディメリットを補うためにプラットフォームの再構築(クロトンビル研修所の強化、ワークアウト、6シグマなど)を行う。
    • インメルト:選択と集中の継続。(NBCユニバーサル売却、アルストムエネルギー事 業の買収、GEキャピタルの大部分の売却、GEデジタル創設、家電売却など)
  3. 組織の変遷
    範囲の経済を維持するために組織を改革して来た。
    • (1)企業規模が拡大するに伴い管理の複雑性が増すため分権化が必要になる。事業部制、セクター制、カンパニー制と進化。
    • (2)分権化が進むとプラットフォームが分断されるので、集権化の別な努力が必要。製品別組織に横串を通す専門職能部署とサービス部門、セクターをコントロールする本社戦略計画スタッフ、持ち株会社による子会社のガバナンスと進化。
    • (3)分権化と集権化のバランスは多角化にとって常に課題で、時代ごとに分権化に振れたり集権化に振れたりしている。
    • (4)結論として、今後はコングロマリットの解体の方向に進むのでは?と思われる。

【関島の感想】
  多角化のメリットはいくつかあるが、外部コンテキストの変化によってそのウエイトが変わってきている。

  1. 範囲の経済は、経営の効率を求めるものだが、競争の仕方は、(1)効率の向上(2)競争相手に勝つ(3)変化に対応する、と変化してきている。変化の理由は、効率だけでは、別な原理(例えばポジショニングや経験曲線)を使って戦う企業には勝ちにくいし、さらに環境条件が大きく変化する場合は、「強いものが勝つのではなく、変化に適応できたものが生き残ると」いう進化論的な法則が意味を持つようになるためだ。

  2. 多角化は範囲の経済だけでなくリスク回避や変化対応にメリットを持つと考えられる。変化対応という視点から考えると、多角化によって獲得したリソースの多様性が有利に働くからだ。一方で変化には時間が必要だが、いろいろな事業を持っていれば、変化期間を持ちこたえる費用を稼ぐ事業がある可能性も高くなる。外部環境の変化が激しい場合、多角化のメリットは、範囲の経済よりリスク回避と変化対応のウエイトの方が大きい。

  3. 変化対応策は、リアルオプションのように製品開発や事業開発のステップごとにGo or No Go を決断するものや、複数の解決策を小さい組織(といっても必要な機能はワンセットそろえてあるもの)でそれぞれ実行し、最も成績が良かったものを組織全体に直ちに適用する、などがあるが、いずれもリソースが多様な方が実行しやすい。

  4. GEが採用した選択と集中という戦略が、複雑性が高いという外部コンテキストでは次第に機能しにくくなったと考えられる。「複雑性」とは、例えば「半ダースから数ダースのパラメターが同時に、微妙なつながりを持って変化するような状況」と定義されるが(ウォーレン・ウィーバー 1948)、その特徴は、複雑性が高いと予測が難しいことである。「選択と集中」が効果を発揮するのは予測がよく当たる場合で、予測が外れた場合のマイナス効果は、集中しているがゆえに、大きくなってしまう。

  5. 外部環境と戦略目標の適合性は企業の持続のために、随時吟味する必要がある。組織は戦略実現のための手段と考えられるので、戦略目標に合わせ組織も作り変えなければならないが、現代の競争は、変化への対応を争っているようにおもわれる。その意味で、「俊敏な組織」が求められているので、分権型で、集権の意味は「ネットワーク機能の高さ」と考えると、GEを含む総合電機企業は、解体ではなく、「俊敏な中小企業的な組織の集合体で、ネットワーク機能が高い集団」という方向で生き残る可能性は十分にあると考えられる。
(情報掲載日:2018年12月18日(火))

■第9回戦略論入門セミナーが修了
  11月7日、第5回会合(戦略策定のワークショップ)で戦略の創り方を、ツールキットを使って説明し、セミナーを修了。後は各人が習ったことを使って作った戦略案の検討会兼打ち上げパーティーである延長戦を残すのみとなりました。

  ツールキットは、「空欄を埋めれば戦略が出来上がる」という、よくあるタイプのものではなく、外部コンテキスト、内部コンテキストの両面で「このあたりのことを深く考えよ」と示唆するものなので、出来上がった結果に各人の「学習の理解度(広さや深さ)」が反映されます。

  第4回会合の宿題は「学習したことAh-Haを整理する」でしたが、それを読むかぎりでは、今回の受講生の学習度は、かなり良い線をいっているのではないかと思われます。メンバーの構成に恵まれた点もありますが、テキストの変更やカリキュラムの修正も少しは効果があったのではと自賛しています。12月1日に開催される大磯のセカンドハウスでの延長戦が、楽しみです。
(情報掲載日:2018年11月21日(水))

■経営史学会その後
  GEのCEOがわずか1年でジョン・フラナリーからローレンス・カルプに代わった。経営史学会の日米独電機企業の比較研究に関係しているので、GEの動きには関心を払わざるを得ない。なぜ人材開発で評判のGE方式はなぜ機能しなかったのだろう。改めてウエルチの時代との違いに思いをはせることになった。

  16年9月の学会発表では、“経営研修所から「コーポレート・ユニバーシティ」へ、教育力競争時代を迎えた日立教育部門の対応(1999〜2005)”と題して発表したが、 GEもウエルチの時代(1981〜2001)にクロトンビル研修所でのカリキュラムを大幅に変更している。GEについての研究は、明治大学の宮田憲一さんの担当だったので、発表で取り上げなかったが、実は、日立の改定もGEの改定も、グローバルな競争に対応するために「考える人と実行する人を一致させる必要があった」という点で共通する。

  日立は、工場プロフィットセンター制に基づく経営幹部教育を専門経営者教育型に変更、GEは専門経営者育成型から改革のリーダーの育成に変更した。一見すると日立がGEの後追いをしたように見える。学者の世界では「米国が進んでいて日本が遅れている」という刷り込みが激しいのですんなり受け入れられてしまう受け止めである。だが、それは間違っている。

  変化に素早く対応し、競争優位性を確保するという観点からすると、考え人と実行する人が一致している方がよい。日立の場合は工場プロフィットセンター制のおかげで、中小企業的な経営者を育てることが出来、そのため両者が一致していた。しかしグローバル競争時代には、中小企業的な業務対応だけでなく、専門経営者としてより長期的、より戦略的な対応をせまられる。GEは専門経営者中心であったので、戦略を考える人と実行する人が一致しておらず、改革の速度や通常業務の効率に問題が出始めていた。それで、戦略ユニットを廃止したりワークアウトを導入したりして、両者を一致させようとしたのだ。

  だが、インメルトの時代(2001〜2017)、前任者の業績に対抗しようとして、この視点が弱まり、「択と集中」という株主受けをするコンセプトが経営の方針化し、それは次の世代にも引き継がれた。しかし業績にこだわるあまり、一度「集中」と判断された事業も投資が中断されたりリストラされたりしたようだ。

  先日経営研修所の昔の仲間の集まりがあったのだが、良く考えると社長時代、皆に「名選手しかコーチや監督に成れない日本方式はおかしい」と力説、叱咤激励したが、良く考えるとGEの変革と日立の変革について並べて説明したことはない。本件のお蔭で、もっと説明すれば「何のための改革か」が、理解しやすかったし、改革ももっと進んだのではないかと気が付いた。遅まきながらおおいに反省した次第。
(情報掲載日:2018年11月12日(月))

■日本のDouble.income.two-kids
  少し旧聞になりますが、9月23日に行われたコロンビア大学同窓会のゴルフに参加した時の話です。上記の同窓会はMBAが中心で、私のようにシニア・エクゼクティブ・プログラムを修了した人は、あまり活動に参加していないようなのですが、外資系のコンサルタント会社などで働く若い人の状況がうかがえるので、時間が許せば出席するようにしています。プレー後の懇親の席で、「あなたも裏切り者ですか」という話が時々でますが、「裏切り者」とは、企業や官庁などから派遣されてMBAを取得したが、卒業後派遣元に短期間しか勤務せず別な会社に就職した人のことで、外資系にはたくさんいます。そういう人は、奥様も専門職として働いているケースが多く、子育てには皆さん苦労されているようです。

  今回、裏切り者同士で話題となったのが、欧州の伝統的なボーディングスクールです。一人が、「子供が高校生になったとき、ボーディングスクールに入れた」と話したのに対し、もう一人は「中学から入れる。英国生活を経験済みで英語も大丈夫、本人も行く気」と応じました。我々の時代は、海外子女受け入れ校が少なくて親も本人も苦労しましたという話はたくさんありましたがボーディングスクールはあまり話題になりませんでした。改めて、時代の変化を感じた次第です。
(情報掲載日:2018年10月24日(水))

■第9回 戦略論セミナー始まる
  マネジャーのための戦略論入門セミナーの9回目が10月11日から始まりました。今回の受講生は6人で、化学プラント会社のエンジニア、化学会社の生産管理担当で特命事項として事業の将来計画の作成を業務とする若手課長、化学会社の企業風土改革の担当課長、IT人材育成のインストラクター、大規模ITプロジェクトのプロジェクトマネージャー、中小企業診断士の資格を持つコンサルタント、といった顔ぶれで多士済々です。面白い議論が出来そうなので、良い他流試合の場になるのではと期待しています。

  カリキュラムの面では、世界史、軍事、に関する知識の不足を補う意味で「ドイツ参謀本部」(渡部昇一著)を事前課題図書としてきましたが、消化不良になってしまう人が多いので、今回から拙著「キャリア戦略」に変更、テキスト的に使用することにしました。このため、大幅にPPTを改定することになりましたが、改めてどういう順序で説明するか等をこれまでの受講生の反応を考慮しながら考える良い機会になりました。戦略についての理解度が向上するかどうか、結果が楽しみです。

  特筆すべきは、今回も会社の費用ではなく自費で参加する人がいたことです。「自分にたいする教育投資は自分でやるべし」が自説で、受講料の割引も設けているので、嬉しい限りです。
(情報掲載日:2018年10月17日(水))

■「マネジャーのための戦略論入門」申し込み期限迫る
  今回で9回目となる戦略論セミナー、現在受講生を10月2日(火)まで募集中です。 10月11日から始まる夕方コースで、5時から6時30分の会合4回、土曜日の会合1回の合計5会合です。
「答えを教えるのではなく、答えの見つけ方を教える」という3DLAのコンセプトにもとづくプログラムなので、入門とありますが、事前課題もある本格的でハードのセミナーです。他流試合の場でありネットワーク形成の場でもあります。最近は会社からの派遣ではなく、受講料自己負担で参加する人も増えてきているので、個人負担の場合は、割引が設けられています。
セミナー案内に詳しい情報がありますので参照ください。
(情報掲載日:2018年9月28日(金))
■経営史学会による日米独、電機企業の比較研究
  現在日本経営史学会では、日立製作所、GE、ジーメンスの経営幹部教育の比較研究を進めていて、その一環で日立の元幹部にたいするインタビュー調査が進められています。

  この研究のスタートとなったのは、ロナルド・ドーアさんの研究「イギリスの工場、日本の工場」です。その縁で、7月25日、ドーアさんの調査に協力した人の一人である役重道明(元日立ライフ社長)さんのインタビューが、杏林大学の長谷部先生によって、当社のオフィスでおこなわれました。

質問の趣旨は、「比較対象であるGEでは、時代の変遷とともに経営幹部教育が人事制度に深く組みこまれたという指摘があるが、日立における教育制度と昇進・昇格の関係は実際のところどうなっていたのかを知りたい」でしたが、それには社内教育で学んだことだけでなく「仕事を通してどのように経営者としての能力が伸長したか」にも答えなければならず、難しい役割でした。 しかし、さすがに退職後博士号を取得された方らしく、いろいろ資料をそろえ、楽しいエピソードを交え整然と説明されましたので、長谷部先生も成果ありという感じでした。

ドーアさんの調査には多賀工場の労務係の担当者としてお手伝いをしましたし、仕事の上でも役重さんのご指導をたくさん受けましたので、私も「そうだったのか」と思うこと多数でした。今後の展開が楽しみです。
(情報掲載日:2018年8月22日(水))

■北大グローバルマネジメント特論(異文化コミュニケーション)
  7月21日、北海道大学工学院で、異文化コミュニケーションの授業を谷先生と合同で実施しました。最近は欠航や遅延が多発しているので、午後の授業に間に合うかを心配しながら都市ホテルを朝7時に出て羽田に向かいましたが、出発便は多少の遅れで済み12時30分ごろには札幌に到着、「ここまでくればもう安心」と、学生食堂で昼食をとることにしました。学食のラーメンは、「なかなかいける」のです。

  授業では小生が主として導入部分を担当、世界中にはいろいろな「ウサギとカメ」の話があること、ホフステッド指数でみた日本と中国の違いなどを紹介。文化の違いがボディランゲージや時間感覚、契約についての考え方などに反映することを説明しました。ただし、一般的な傾向と個人個人の反応は別であるので、一概に決めつけずにお互いを知りあう努力が大切と話しました。

  谷先生からは、国ごとの違いよりも世代ごとの違いが大きいという学説の紹介があり、同じ世代の仲間との交流だけでなく世代の異なる人々との交流にも努力するよう助言があり、その後グループ討議をおこないました。前のお知らせで触れた金井先生の講義のお蔭で、中国人留学生の想定外の質問にも、あわてず対処することができました。やはり予習は大切ですね。
(情報掲載日:2018年8月7日(火))

■グリーンフォーラム13期7月講座
  7月20日、都市センターホテルで13期の合宿講座がおこなわれました。

例によって関島の講座は、事前課題図書の感想文+e-learning+クラスでの講義という組み合わせです。課題図書は「キャリア戦略」でしたが、「計画された偶然性の理論に共感」「振り返ると、育つ気持ちが十分とは言えなかった」という感想が多数ありました。

  e-learning では、苦戦した人が多く、追試に追い込まれた人の数はこれまでの記録を更新しました。最近の傾向ですが、受講生に共通する問題として改善点を指摘しても、それは私には関係ないと思うらしく、反応があまりないのが普通です。そのため個別に、「あなたが出来ていない点はこれ」という指摘が必要になっているのですが、場合によっては、自分だけ注意されたと受け止められる危険もあり、困った傾向です。そういう意味で、e-learning は、個別の結果が出るのが良い点で、なぜ追試になるかについての解説に、「そう言われれば、そういう反応をした」と苦笑いする人を散見しました。

戦略論の大家ルトワックは、「負けた方が良く学ぶ」が持論ですが、反転授業型e-learning は、その役割を十分果たしているのではないかと思いました。
(情報掲載日:2018年8月2日(木))

■北大の授業に中国からの留学生が20人以上登録
  7月21、22日に関島が担当する予定のグローバル・マネジメント特論、「異文化コミュニケーション」と「国際調達とサプライチェーン・マネジメント」のコースに、20人以上の中国人留学生の受講登録がありました。グローバル・マネジメント特論は、企業に就職することを希望する工学系の修士及び博士課程の学生を対象にしていますが、こんなに大勢の中国人留学生の受講登録があったのは初めてで、クラスは中国人留学生と日本人だけの構成になってしまいました。(従来は色々な国からの学生で成り立っていて、日本人がマジョリティでしたが、今回は日本人学生がマイノリティ)

  留学生は、原則的に日本語1級試験に合格していることが条件になっていますが、やはり、日本語でのコミュニケーションは、困難が伴います。一方で、中国人留学生の特徴の把握という点でも情報が十分ではありません。そこで、上海と成都の大学で日本語を教えていて、昨年帰国されたばかりの金井功先生をお招きして、7月12日3DLAの事務所で北大の谷先生ともども、ご指導を受けました。最も鋭いご指摘は、漢字が共通なので、日本と文化が似ていると感じてしまい、「我々が英語やドイツ語を学ぶときのような異文化の言語を学ぶという気構えが不足しがち」なので、日本語の理解が表面的になりがちというものでした。これは、アメリカ人がどこでも英語で済ませられるので、他国の文化を理解するのが上手でないというのと似たところがあります。どういう日本語が理解しずらいか等いろいろ勉強になりましたので、早速カリキュラムに手を加えると同時に授業で使うPPTも修正しました。
(情報掲載日:2018年7月25日(水))

■グリーンフォーラム12期生 100日プラン報告会
  7月6日、100日プランを実行した結果を報告する12期生の集まりが、御茶ノ水のトライエッジ・カンファレンスで開催されました。参加者は12名(このほかに仕事の都合で懇親会のみ参加2名あり)。12期は32名なので例年並みか少しよい参加率といえます。

グリーンフォーラムに参加しても、「本当の意味で成長するのは3割程度」というのがこれまでの関島の実感ですが、100日プラン報告会の出席人数はそれを良く現していると思います。100日プランが実行できるかどうかは、計画の良し悪しもさることながら、自分に対してリーダーシップを発揮できるかどうにかかっています。それ故、実行結果の自己判定(計画の良し悪しに対する判定と計画を実行できたかどうかの判定の組み合わせでA〜Dの4段階評価)は別にして、出席した人は「自分にたいしてリーダーシップを発揮する練習が出来た」と思われるからです。

「自分で育つ、を自分で支援できた」という経験は、自分に対する信頼感の蓄積に繋がるので、思う以上に大切です。出席者の今後のさらなる成長が楽しみです。
(情報掲載日:2018年7月20日(金))

■第9回戦略論入門セミナーの募集要領を公開
  戦略とは何かをマネジャーの視点から理解し、戦略を実現する能力としての組織及び人材の在り方を認識する」という、少し肩に力の入ったテーマを学習目標にするセミナー「マネジャーのための戦略論入門」の実施日程が決まりました。夕方5時〜6時30分コース(土曜日9時〜12時1回を含む)で日程は次の通りです。
  • 10月11日(木) なぜ戦略論を知ることが大切か
  • 10月17日(水) 競争の仕方と戦略
  • 10月27日(土) 軍事から経営戦略へ
  • 10月31日(水) 経営戦略とその実現手段
  • 11月 7日(水) まとめ(戦略策定ワークショップ
  • 12月 1日(土) 延長戦(希望者のみ)

このセミナーは今回で9回目になりますが、「答えを教えてもらう、ではなく答えの見つけ方を習う」をセミナーのコンセプトにしていて、事前課題あり、宿題ありのタフなコースですが、戦略的思考が身に付くと幹部研修の一つとして好評で、回を重ねています。詳しくはセミナー案内をご参照いただきたく。

(情報掲載日:2018年6月19日(火))

■グリーンフォーラム13期 開講式
  5月23日経団連会館でグリーンフォーラム13期の開講式がおこなわれました。受講生は、12期とほぼ同じ規模で、28社32名です。恒例のアドバイザー挨拶では「折角会社から与えられた機会なので、全力投球してほしい。問題は、全力投球のレベルが年々低下していることで、自分ではかなり努力したつもりでも、客観的にみるとそれ程でもないというケースが多いということを心に留めて頑張ってほしい」と伝えました。実際、日本の場合、戦闘力の中核を担うのは課長クラスです。その実力がグリーンフォーラムという定点観測から見て、低下傾向なのはとても心配です。

今回初めて、グリーンフォーラムが教えたいことの全体像やそれぞれの講座の位置づけについて解説する資料が事務局より渡されましたが、こういう資料が必要なこと自体、水準低下の証拠のようでじくじくたる思いです。救われたのは先輩2人(合人社、ANA)の応援挨拶で、「本当に楽しかった。そう思える理由は、大変だったから。授業を欠席するのは大損です」「いい経験だった。予習が大事なので、時間をつくって取り組むべし」という発言には元気づけられました。

(情報掲載日:2018年6月7日(木))

■北米出張の予定
  6月2日(土)〜10日(日)北米出張で不在です。昨年と同様、ウォートンスクールのRAG Meeting とLeadership Conference に出席するのが主たる目的ですが、今回はたまたま妻と出張日程が重なり、ウィスコンシン州のRacine(ここの美術館で、彼女の作品を含む現代工芸の展覧会が開催されます)に一緒にいくことにしました。RAGの前日、フィラデルフィアのギャラリーからもMr. & Mrs. でディナーの招待を受けていたので、丁度良いということになったのです。
Conference の後は3DLAのパートナーであるフィルさんと打ち合わせかたがた、安倍さんとトランプさんではないですが「昔、NY駐在時代に行ったゴルフ場でゴルフをするか」という話になっています。今回もHRMに関するいろいろな情報を入手するとともに、旧交を温めてこようと思います。

(情報掲載日:2018年6月1日(金))
■第2回チームビルディングは、折り返し地点
  5月9日から始まった「第2回チームビルディング、働き方改革を実行できるチームの創り方」は、25日(土)の第3会合が折り返し地点です。今回は、急な転勤で1名のキャンセルが出たため、最小実行人数の5人を下回り4名になってしまいましたが、その分 密度の濃い研修になっています。特に宿題などへのコメントに時間が十分とれるので、理論構成だけでなく「学習したことを使ったかどうか」という視点からも考えることを指導できています。

  第1回は土曜日を2回使った3会合制でしたが、第2回は早朝型の5回会合なのでインターバル学習、クラスとクラスの間の時間を使ってテーマに取り組むことにより学習効果を高めるという狙いが、うまくいっていると自画自賛しています。とはいえ、第2会合で出した宿題の結果が気になって落ち着きません。教えることに慣れるのはなかなか難しいですね。

(情報掲載日:2018年5月25日(金))

■グリーンフォーラム アドバイザー会議開催
  2006年から始まった経団連主催のミドルマネジャー選抜講座であるグリーンフォーラムも今年で13回目を迎えます。この間に外部環境が大きく変化しただけでなく、授業を通して感じられる受講生の特性も大きな変化が感じられます。そのため、カリキュラムや教え方について一度見なおす作業が必要ではないかと考え、大久保アドバイザーと関島、事務局である経団連事業サービスの3者で議論する機会を設けたいと提案、連休前の4月26日、実現しました。

  関島の問題意識は、6期生あたりからグループ討議が上手にできなくなり始めたこと、さらに8期生あたりからは自分の意見を整理して発表するのが上手でなく、「一言で言うと、どういうこと?」という質問を頻発せざるをえなくなったこと、11期から始めたe-learning の結果が示すように文脈で理解することが出来ていないなど、コミュニケーション能力にかかわる課題がハッキリしてきたことに対応すべきではないかというものでした。

大久保アドバイザーからは、次世代のリーダーとして必要なコアスキルを学ぶという目標だけでは、学習の動機づけの面で不足で、より広くキャリアとか人生に取り組む姿勢などについて考えさせる必要あり、との意見でした。以上の意見を踏まえあらためて講師の方々の意見との意見調整が必要との結論になりました。日程調整など事務局に手数のかかる作業をお願いすることになりましたが、グリーンフォーラムをよりよいものにしていくための不可欠な作業と了解を得ました。

(情報掲載日:2018年5月21日(月))

■3DLA同窓会の春の会合開催
  4月14日、恒例の3DLAセミナー卒業生会のお花見が、大磯の関島別邸で開催されました。今年は桜の開花が早く、庭の桜の老木も2週間前の3月31日が満開で、既に葉桜の時期も過ぎていましたが、戦略論、リーダーシップ、チームビルディングの3コースの卒業生など14名が集まり、大いに盛り上がりました。

今回の特徴は、ゲストとして中央大学の谷口先生、杏林大学の長谷部先生のお二方が加わったことで、全体の会話が少しアカデミックな色彩を帯びたことでしたが、会社で起こっているいろいろな問題について活発に意見交換が行われました。インドネシアから帰任し久しぶりに会合に参加された永田さんの話を始め、卒論を書かなくなった大学生、各社の新人の採用方針やAI面接、選択と集中という戦略の是非などなど、話題は広い範囲に及びました。

例によって、他の人に紹介したい食べ物を持参しての会合でしたので、よく飲み、よく食べ、よく議論する楽しい会となりました。取り纏めの高村さんに感謝すること大です。
またやりましょう。

(情報掲載日:2018年4月20日(金))

■グリーンフォーラム12期修了式で祝辞
  3月16日経団連会館で、グリーンフォーラム12期の修了式が行われました。 チーフアドバイザーの工藤経団連副会長のご挨拶に続き、変化への対応の仕方について話をしました。 事例にあげたのは、日本人のスキー人口が減る一方、外国人スキーヤーが増えているという変化にどのような対応が起こっているかです。友人が外国人ボーダーに後ろからぶつけられた事故に触発され、ゴルフ保険と一緒に入っていた(と自分では思っていた)スキー保険の対人保証額を点検する気になりました。こちらが転んで外国人にぶつかってしまうことも起こりうると考えたためです。

驚いたことに、いつの間にかスキー保険は、スキー人口の減少に対応し廃止されていました。スキーは冬だけのスポーツなので年間の保険料をはらう傷害保険は不向きです。短期旅行傷害保険で対応するほかないのですが、その場合の対人保証は3000万が一般的で、これでは保証金額が圧倒的に不足です。外国人スキーヤーの増加という変化には対応できていないのです。ということは、本来の旅行傷害保険も外国人観光客の増加という変化に対応できていないと考えられます。こちらが階段で滑って外国人を事故に巻き込んでしまうような事故は十分に考えられるからです。

   一方スキー場も、長く滞在する外国人スキーヤーの受け入れに成功し栄えているところ、これまで来てくれていた外国人スキーヤーが減り始めたところ、日本人のスキーヤーが戻り始めたところなどに分かれ始めています。要は、スキーを取り巻く変化全体に目を配り対応を考えられるかどうかが勝負の分かれ目と言えます。

   「変化を感じたらその変化を取り巻くコンテキストを把握し、部分的ではない対応を心がけるべし」という不確実性の高い時代に持つべきマインドセットに言及し、祝辞に変えました。12期生頑張ってください。

(情報掲載日:2018年3月28日(水))

■第2回「チームビルディング・働き方改革に役立つチームの創り方」開催予定
  上記セミナーを、3DLA恒例の早朝5会合コースとして5月9日(水)から開催します。 第1回は出席のしやすさを考慮し、土曜2回、平日夕方1回の3会合制としたのですが、5会合制に比べ宿題に取り組む回数が少なく「答えを習うのではなく、答えの見つけ方を習う」という3DLAのコンセプトからは少し物足りない感じが残りました。そこで第2回は従来型にもどし、第1回の受講生の反応から得た教訓を取り入れた第2回を、5月に開催することにしました。

 詳しくはセミナー案内をご覧いただきたいのですが、「密度薄く、仲よく、長く」から「密度濃く、刺激し合って、短く」へ、をキャッチフレーズに、働き方改革にチームビルディングの技術をどのように役立てるかがより分かり易くなりました。単なる長時間残業の縮減ではない取り組みを促すための教育プログラムの一つとして最適と思いますので、ご案内する次第です。

本セミナーの募集要領は「セミナー案内」をご覧ください。

(情報掲載日:2018年3月23日(金))

■わくわくしない計画は、実現性がとぼしい
  2月8日、グリーンフォーラムの2月会合で、これまで学習したことを、職場に戻ってからどう使うか100日間のプランをつくる作業を支援しました。

  事前に配られた手順に従って作られた一次案を事前に読んでの印象ですが、「今後の人生に役に立つ知恵、洞察など深い意味で学習したことはなんですか」という質問に、約半数の人がロジカル・コミュニケーション、ネゴシエーション、プレゼンテーションなどのテ クニカルなことを挙げていました。「そうか、考え方はこうなのか、よし、この問題の解決に応用してみよう」といった広い範囲で活用を期待したのですが 一次案の大部分は、テクニックを使うことに忙しく、実行を担保する工夫が欠けていました。

  一番の問題は、実行できてもたいして面白くない計画が多いことでした。通常の業務範囲の目標やチャレンジ度合いが低い目標では、あまりわくわくしないのは当然です。
学習とはイメージする力とマネージする力の両方を磨くことなのですが、「わくわくする計画の立案と実行」は、これにぴったりしたプロジェクトです。作り直しのためのヒントはたくさん出したので、最終案がブラッシュアップされて提出されると期待しています。

(情報掲載日:2018年2月21日(水))

■チームビルディング・セミナー始まる
  「働き方改革を実行できるチームの創り方」をサブ・タイトルとするチームビルディングに関する3DLAのセミナーが2月8日から始まりました。3回会合で、出席のしやすさを考慮し、土曜日半日2回、夕方1回、計450分のコースです。希望者対象ですが、3DLAセミナーの特徴である「延長戦つき」です。(延長戦はパーティ形式で、各人別のリ・エントリー計画を議論します。)テキストは、昨年3月以降急に売れ始めた拙著「チームビルディングの技術」を使用しています。

  セミナーでは、この本の理論的背景である、リーダーシップ論や戦略論の解説もおこないますが、なによりも3DLAのセミナー・コンセプトである「答えを習うのではなく、答えの見つけ方を習う」を、受講生が実感できるようにしたいと考えています。

  上記は、マネジャーのための戦略論入門やリーダーシップ入門では実行済みでノウハウもたまっていますが、チームビルディングはフォーカスが働き方改革に絞られているため、別な工夫が必要で、第一会合の受講生の反応によってカリキュラムの修正が必要と考えていました。
実際、現在手を入れている最中ですが、働き方改革イコール長時間残業縮減となってしまう傾向の根は深く、リーダーシップ理論や戦略論、組織論に弱いという日本のマネージャークラスの弱点が、学習の障害になっているようです。さらには問題と本格的に向き合うための学習の仕方といったことを、もっと教えないと、改革は上手くいかないとも感じています。延長戦でのコースの振り返りが楽しみになってきました。

(情報掲載日:2018年2月16日(金))

■大気圏再突入計画としての100日プランを説明
  3DLAのセミナーでは原則的に、セミナー終了後に100日プランの作成を義務づけています。これは「大気圏再突入計画:Reentry Program」と呼ばれるもので、セミナーで学習したことを職場に戻ってどう活用するか計画を立てるものです。習ったことを使わないと 忘れてしまうので、それを防ぐのが目的の第一ですが、習ったことを使えない不満や、習ったことによりおごりが生まれたりするのを防ぐことも狙いに含まれています。

  経団連の選抜研修「グリーンフォーラム」でも100日プランの作成をサポートする関島の授業が2月8日に設定されていますが、それに先立ち1月12日に「100日プランとは何か」を説明する機会が設けられました。これは、日本ではリエントリー・プログラムがあまりポピュラーでないので、受講生が、どういうものか不案内なためです。

  100日プランの作成手順は1.講座で何を学習したかを振り返る。2.プラン作成の資料を作成する。((1)変えなければいけない事柄のリストアップ、(2)行動の優先順位の決定 (3)計画のイメージやシンボルを考える、などがその内容)3.具体的プランの作成、となっています。
これまでの12年間の観察では、だんだん上手に作れなくなってきている印象が強く、これは、物事を相互に関連付けて理解する文脈理解能力の低下が原因ではないかと思われます。席上、習ったことの振り返りの大切さを強調しましたが、若干「暖簾に腕押し」の感ありでした。2月講座が心配です。

(情報掲載日:2018年1月31日(水))

■新セミナー「チームビルディング:働き方改革を実行できるチームの創り方」開催
  働き方改革に関心が高まっていますが、どちらかというと、長時間残業の縮減策のように扱われ、その本来の目的である生産性の向上と離れがちな傾向が見受けられます。一方で、効率向上策として、チームワークについての関心も、働き方改革との関連で盛り上がりを見せているのは、拙著「チームビルディングの技術」が売れていることからも感じることができます。しかしながら、チームワークとは仲よくすることだという一般的な誤解も、根強く存在し、かえって改革を妨げているケースも起きています。

  そこで、上記状況を勘案の上、本当の意味で効率向上を行うために必要なチームの創り方について学ぶ新しいセミナーを、開催することにしました。このプログラムも3DLAのセミナーの特徴である、「事前課題、e-learning 、クラス、宿題 という反転授業形式」で、そのコンセプト「答えを教えてもらうのではなく、答えの見つけ方を習う」は、「戦略論入門」「リーダーシップ入門」と同様です。

ちなみに、第8回戦略論入門は、昨年11月18日の延長戦(リ・エントリー・プログラムの策定、今回のチームビルディングセミナーも希望者対象に、延長戦ありに設定されています)をもって終了しましたが、修了後の感想として「他のセミナーとは異なり、非常に考えさせられた」という回答が共通でしたので、成功と考えています。

  セミナー案内に募集要領を掲載していますのでご参照ください。

(情報掲載日:2018年1月24日(水))

■第5回 PTAの会が開催されました
  12月22日、3DLAのセミナーに、受講生を出している会社のHR責任者の会が15社の出席を得て開催されました。

  始めに関島が、これまでの受講生140名のe-learning の理解度テストの結果を報告。現状理解が、キーワード理解で文脈理解ではないこと、そのため組織学習が上手くいかず、ガバナンスの障害になること、日本の特徴である「事後的に決まる戦略」が不活発になり始めていること、対応策として、多くのマネジャーが自分ではコミュニケーション能力が不足していることを自覚していないので、実感させる体験が必要なこと、リーダーシップの基本である構造と配慮や信頼性の蓄積理論を教える必要があることなどが、説明されました。

  その後、懇親会に席を移し、働き方改革について日立オートモティブの現状について説明をベースにざっくばらんな意見交換が行われました。概していえば、運動は、長時間残業の削減というテーマに偏りがちで、本当の意味での効率向上策は先送りの感ありというのが現状。小手先でない働き方改革のための教育プログラムの提供が望まれるというのが共通する意見のようでした。楽しい会合でしたが、3DLAとしては、正月休みの宿題をもらった感じでした。

  ラジオ体操は時間内それとも時間外?といった議論をしている日本との違いの大きさが気にならざるを得ません。その意味で、出席の皆さんが、より本格的な働き方改革に取り組むことを期待して乾杯しました。

(情報掲載日:2018年1月19日(金))

関島の活動状況バックナンバー
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コズロフスキーの活動状況

ニューヨークでHRMに関する活動をしているKozlowskiからのレポート「Reports from New York」はコラムをご覧ください。


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