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3Dラーニング・アソシエイツ

2022年の活動状況

3Dラーニング・アソシエイツの2021年の活動状況等をお知らせします。
※最新の活動状況はお知らせをご覧ください。

関島の活動状況

 

オフィスを自宅に移しました。新着

    8月24日づけでオフィスを自宅に移しました。コロナのお陰でセミナーの開催が難しくなり、広い会議室を持つ事務所の維持が難しくなったからです。
住所は次の通りです。

 240−0064
 横浜市保土ヶ谷区峰岡町3−381−28
 電話 045−331−4501

 ニューヨーク時代から使っている机で、楽しく仕事が出来そうです。
自宅は丘の上で、なかなか見晴らしの良いところにあります。一度お立ち寄りください。
今度は、コーヒーぐらいは出ると思います。
 とり急ぎご報告まで。

以上

(情報掲載日:2022年9月23日(月))

関島の活動状況

 

北海道大学工学部(院)でSCMと異文化コミュニケーションの授業をしました。

    7月2,3、北海道大学の工学部(院)で谷教授のご指導の下、上記の授業をしました。 これは北大フロンテア・プログラムの一部で、企業の研究職、技術職に就くことを希望する学生に、現代の企業は、世界中から製品や部品、技術を入手して闘うだけでなく、世界中を市場とすることにより利益を得ていることを説明するもので、入社後は、そういう環境に囲まれて仕事をすることになると認識してもらうためです。「英語はどうも、とか、海外勤務は歓迎しないなどと言っていられないのですよ」という企業側からのメッセージです。
    異文化コミュニケーションの難しさは、学校には留学生はたくさんいるので、既に経験しているかもしれませんが、言語には表現方式に違いがあること(例 日本語では手という単語で腕も手も表現するが、英語であればarm, hand と明確に区分)を理解したうえでコミュニケーションする必要があることを伝えました。

以上

(情報掲載日:2022年7月4日(月))

関島の活動状況

 

近況報告

    皆さん、明けましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
昨年一年は、コロナで大変な年でした。当社もセミナーの開催が出来ず、講師稼業もキャンセル続きで、収入は北大の非常勤講師手当のみとなり、事務所の家賃20万/月が払えぬ事態となりました。
    対応策をいろいろ考えたのですが、とりあえず当方にできそうなことは、株式投資ぐらいです。といっても、保有株を全部売ってしまうと後が続きません。そこで、大きい値上がりを狙うのではなく、少数の株の売り買いで1000円、1500円と稼ぐ「塵も積もれば、方式」をとることにしました。売り買いは出勤前の9時から10分程度と退勤前の15時からの10分程度としました。
    結果はどうであったかというと、無事に、なんとか家賃をカバーできる利益を確保することができました。
    やってみて分かったことは、個別の株が、上がるか下がるかというトレンドについての見通しを持たなくても勝負できるということです。これには、びっくりしました。これまでは、業界や個別企業についての知識が不可欠と思っていたのです。

    株は、上がるにしても下がるにしても、細かく上下しながら進む、のでその差を上手くとらえれば、小さくても利益を得ることが出来るのです。買ってもすぐ売ってしまうので、大きな稼ぎを取り損なうことも多いのですが、方針は「塵も積もれば、」で、方針から目をそらしてはいけないのです。この経験は、改めて戦略論についての考え方を進化させました。

    戦略論の課題の一つは、「どうすると外的環境の変化に柔軟に対応できる戦略を創ることが出来るか」ですが、戦略とは、「遠くの丘の上に立つ旗に到達するための道を描いたもの」と定義できます。当然途中の障害物を回避するためにあらかじめう回路は想定されています。問題は想定外の障害が発生した場合の対処方法です。人的、知的、資金的余裕がそれらに対する備えなのですが、基本的には、戦略の構造に備えが創りこまれている必要があります。いわゆるredundancy がそれに相当します。
    戦略の実現手段の一つに組織がありますが、一言でいうと組織は、構造とルーティン(繰り返し行われる通常の仕事と意思決定)と企業文化で出来ているのですが、そのそれぞれにいい加減な部分が必要なのです。要は遠くの旗からは目をそらさないが、途中の進み方は臨機応変、ジグザグしても、時間がかかっても、少しづつ前進できればそれでよし、とするもので、ドイツ式の電撃戦ブリッツクリークとは正反対の考え方です。

    今年も始まりました。歳を経るに従い結果を急ぐようになってきていますが、ここらで反省し、じっくり取り組む年にしたいと思います。ライフシフトではないけれど、定年後始めた3DLAの活動も今年で15年目になります。これまでを振り返るとともに今後の方向をじっくりと考えてみたいと思います。
    改めて、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

以上

(情報掲載日:2022年1月17日(月))

関島の活動状況

 

仕事始め

    本日1月7日(金)より、業務を再開致しました。
本年も宜しくお願い致します。

以上

(情報掲載日:2022年1月7日(金))

関島の活動状況

 

‘22 新年の抱負 「How to change 時代のHRM探求」の継続

    ビジネスを取り巻く環境の変化の規模は引き続き、大きく早く、「強いものが生き残るのではなく、素早く変化に適応出来たものが生き残る」という進化論的な状況が依然、優勢である。それゆえ「変化に素早く適応する」が継続する目標となるので、22年のテーマも昨年のものを引き継ぐのが良いと考える。3DLAは昨年で創立15周年となったが、そろそろ終わり方も考える時期になっている。このことも考慮に入れつつ以下の方向で取り組む。
変化対応;変化の方向を整理すると
@資本主義の形が多様化し、利益の追求以外の目標、例えば気候変動化対策や少子高齢化対応等、が経営目標に追加されるが、どの程度のウエイトにするかは、それぞれの経営者によって選択される。
Aビジネス上の判断をする上で、AIやビッグデータの活用が進むので
変化への対応策は素早く作られるが、実行には時間を要する。このギャップを埋めるため、採用や教育訓練の方法を改定する必要が増加する。
B少子高齢化に対応し、営業政策やサプライチェーンマネジメントの修正が進むが、それに伴い人材マネジメントの組み立ても修正する必要が高まる。
の3つが代表的なものと思われる。
    対応策は、
@個人の力には限りがあるので、ネットワークやチームの力を活用して変化に対応するのが良いと考える。日ごろから、広い分野に関心を持ち、専門知識を持つ人とのネットワークを築く努力をしていかなければならない。
Aまた、情報の入手の前提は、「give and take」 なので、こちら側からの質の良い情報発信がなければ情報は入ってこない。自らの専門性の向上に努め、質の高い情報を発信する努力をつづける。
B専門性は担当する仕事と強く結びついている。よって仕事は、専門性の向上に資するものを選択するべきである。その意味で、仕事を選択することをやりやすくする処遇制度であるジョブグレード制の導入を支援する活動に力を入れる。
    昨年を振り返ってみると、多様性対策にプラットフォームとデバイスの区分を挙げているがその具体策が明確でなかったことは反省材料の一つ。今回はこの点を改善したい。 @プラットフォームは遠くの旗(ビジョン)にたどり着くのに必要な基本的仕組みと考える。例えば、従来型であればチームメンバーシップ型HRM、改定型であれば、仕事選択型HRMがそれに相当する。採用、教育訓練、処遇、配置、などの施策はデバイスと想定できる。
AHRM部品の再点検
    それぞれのプラットフォームに適合するよう見直すが、点検のポイントは、変化への対応速度、実行プロセス、他の部品との関係性。内部コンテキストへの配慮も重要で、自分で育つ意欲の低下、OJTの形骸化、強い同調圧力などに留意しなければならない。戦略やリーダーシップに対する理解不足も考慮すべきであろう。
B
    関島はこれまで日本とアメリカ、フランスの3か所で、ジョブグレード制の導入を実行した。国ごとに人材マネジメントの文化に違いがあるため、導入に際し、留意しなければならないポイントは異なるが、要は、仕事も難しさに応じて給与を払うということは給与制度の根本で、「難しさ」の判定基準は何か、をよく考える必要がある。この検討をおろそかにすると、前にも説明したが、誤解を生む原因となる。
    例えば、年功序列制度は、難しさの程度を、その仕事に精通するのに必要な経験期間の長さで判定する。チーム参加型の人材マネジメントであれば、チームのメンバーはそのことを知っているので、経験年数に応じて仕事を配分する。平均的な経験年数でその仕事ができるようになったかどうかで能力評価も行う。短くて出来るようになれば「優れている」、長くかかれば、「改善の余地あり」といった具合だ。

以上

(情報掲載日:2022年1月7日(金))

コズロフスキーの活動状況

ニューヨークでHRMに関する活動をしているKozlowskiからのレポート「Reports from New York」はコラムをご覧ください。


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