形態
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全5会合(+延長戦)の通学コース
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対象者
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戦略とビジネスやキャリア開発の関係について具体的に勉強したいと考える部課長職とその候補生。
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狙い
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戦略とは何かを理解したうえで、実際の業務やキャリアデザインに、戦略的な思考を活用するにはどうしたらよいか、を考えるお手伝いをしようというのが本講座の狙い。
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学習目標 |
1.戦略とは何かを、グローバルな世界で活躍するマネジャーの視点から理解する。
2.戦略を実現する能力としての組織及び人材の在り方を認識する。
3.3Dラーニングのコンセプトに基づき、習ったことを使ってみる。(知識の獲得ではなく学習の経験の獲得)
4.人的ネットワークを構築し、相互学習に役立てる。
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事前課題
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課題図書を読み、感想文(A4/2枚程度)を提出。
<課題図書>
「ドイツ参謀本部-その栄光と終焉」 渡部昇一
(祥伝社新書168 または渡部昇一著作集/歴史2)
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カリキュラム
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第一会合
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● なぜ戦略論を知ることが大切か ● 平日1.5h
・自己紹介、事前課題の発表
・講義:事前課題の解説
・懇親会
【学習目標】
なぜ「ドイツ参謀本部」を課題図書にしたかなど、本講座の目標やプログラム全体の構成などを説明し、学習に必要な準備を整えると伴に、ネットワーク形成の第一歩として「お互いを知る」機会を創る。
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第二会合
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● 競争の仕方と戦略 ● 平日1.5h
・ビジネス環境はどのように変化したか
・グローバリゼーションの影響
【学習目標】
グローバルな競争に生き残るためには、競争の特質を理解する必要がある。そこで、現在の競争の仕方は従来のものとどのように変わってきたかを検討し、「競争の仕方と戦略の関係を理解する」ことを目標とする。
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第三会合
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● 戦略とは何か(軍事から経営戦略へ) ● 休日3h
・軍事戦略論の変遷:
クラウゼビッツから即応戦略まで
・経営戦略の変遷:
5つの経営戦略論、戦略間の親和性と偏り
・グループ討議
・戦略とはなにか:
軍事戦略と経営戦略、決めておかなければならないこと
・競争優位性と戦略
【学習目標】
軍事戦略と経営戦略の両面を見ることにより「戦略とは何かを本質的に理解する」ことが目標で、さらには、戦略と戦術の違い、競争優位性と人材マネジメントの関係、戦略が成功したかどうかの判定基準の必要性などが分かり、他人に説明できるようになるのが目標。
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第四会合
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● 経営戦略とその実現手段 ● 平日1.5h
・戦略の実現段としての組織
・組織とビジネスモデル
・一試合ごとに強くなる組織
【学習目標】
戦略実現能力として最も重要なものの一つが組織なので、戦略の構成原理を理解し、戦略と組織の関係を認識する。
さらには、ビジネスモデルに従って組織をつくる場合と組織がビジネスモデルに影響を与えてしまう場合や組織としての学習能力についても認識するのが目標。
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第五会合
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● まとめ(戦略策定ワークショップ) ● 平日1.5h
・戦略策定ツールの解説と実習
(キャリアあるいは事業に関する戦略策定)
【学習目標】
3Dラーニングとは、学習には1)知識という刺激をうける、2)心が動く、3)学んだことを使う、という三つの局面 Dimension が必要という考え方であり、本講座でもまとめとして3)を実行するのが目標。
戦略策定のためのツールは解説する。
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延長戦
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● 延長戦(希望者のみ) ● 休日3.5h
・策定戦略にたいするコメント
・自由討議
【学習目標】
策定した戦略の講評とQ&A、学習の振返りとネットワークの確立が狙い。
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