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3Dラーニング・アソシエイツ

チームビルディング講座のご案内

 
  職場には1人では解決できない問題がたくさんあります。 チームビルディングに関する技術は日常の職場管理にも必要で、誰もが身につけるべきと考え、受講対象者に合わせて「働き方改革」「D」「L」という3タイプのチームビルディング講座をご用意しています。

コースの例を以下にご紹介しておりますが、各タイプ共にご相談に応じて1日コース、3日コースにアレンジしてのご提供も可能です。より詳しいご案内やご相談は、関島までお問い合わせください。連絡先はこちらです。

 ●働き方改革NEW!
   (働き方改革を実行できるチームの創り方を学ぶ)
 
>>>「働き方改革を実行できるチームの創り方」通学3回コースご紹介はこちらから

 ●Dタイプ -Development-
   (一定の組織あるいはグループを本当のチームに変革する)

>>>「D」タイプ 3日コースのご紹介はこちらから

 ●Lタイプ -Leader-
   (チームビルディングの技術をもったリーダーを育てる)
>>>「L」タイプ 2日コースのご紹介はこちらから


チームビルディング講座「働き方改革を実行できるチームの創り方」
(通学3回コース)

 【開催趣旨】
「密度薄く、仲よく、長く」を「密度濃く、刺激し合って、短く」に変える
これまでの日本の働き方は、どちらかと言えば密度薄く、和気あいあいと長く働くことにより成果物を生み出していました。それ故、働き方を変えずに働く時間を短くしてしまえば、アウトプットが減るだけです。労働の密度濃くし、意見をぶつけ合うことによりイノベーションを生み、働き方の選択の範囲を広げ、仕事の効率を改善する方向に変更する必要があります。ところが、現在の働き方改革は、主として長時間労働の削減策に留まっています。一方で職場には、長時間残業の問題だけでなく、仲間との人間関係、能力向上の機会やワーク・ライフ・バランスなどいろいろな問題が存在します。これらの問題も同時に解決し、より充実した職業人生活が出来るようでなければ、真の働き方改革にはなりません。

密度濃く働くためには、組織も効率的に機能しなければならない
従業員一人一人が密度濃く働くためには、各人の目標や一緒に働く仲間との役割分担、仕事に取り組む手順などが明確であることが必要です。しかし、個人がいくらがんばっても、職場がチームとして上手く機能しなければ、職場全体の生産性はそれほど改善しません。職場の生産性をあげるためには、職場としての目標、他部門との役割分担、職場としての仕事の手順などが明確であることが、求められます。また、仮に、営業、管理部門、製造現場といったどこか一職場の生産性が向上したとしても、会社全体の組織がチームとしてうまく機能しなければ、会社の生産性は向上しません。チームビルディングの技術が、働き方改革に必要な理由がここにあります。

「仲よく」から「刺激し合って」へ
改革の実行のためには、皆がバラバラな方向を向いていては、改革は進みません。皆が協力して問題に取り組むことができる枠組み(チームワーク)が求められます。問題は
チームワークというと、「皆が仲よくすることが良い」と理解される傾向です。これは誤解です。チームワークとは、結果を出すことに協力することで、仲よくすることに協力することではありません、チームワークは、一人で解決するのは難しい問題を、仲間と協力して答えを探す時に必要な力です。異なる意見がぶつかり合い、お互いを刺激することにより、良い答えが見いだせるので、仲よくしているだけでは、答えは見つけにくいのです。 「仲よく」ではなく「刺激し合って」に変える必要があります。

働き方改革を妨げる要因の一つは、リーダーシップに対する理解不足
一般に、働き方改革には、現在の慣行を変えるために「強いリーダーシップ」が必要と考えられています。この場合イメージされているのは人々の先頭に立つリーダーです。間違えではありませんが、それは不完全な答えです。そもそもリーダーシップとは、リーダーとフォロワーの間で発生する現象で、リーダーの考えに賛成して一緒に頑張るフォロワーがいて初めて成立するものです。フォロワーに賛成してもらうためには、リーダーが目標やその目標を選んだ理由を十分に説明するだけでなく、フォロワーの意見も良く聴く必要があります。先頭に立つだけでは十分でないのです。チームビルディングに必要なのは、指揮命令型のリーダーシップではなく、状況に応じて発揮するリーダーシップや先頭に立たずに発揮するタイプのリーダーシップなのです。

一試合ごとに強くならなければチームではない
戦略論にダイナミック・ケイパビリティを重視する理論があります。今持っている資源だけで闘うのではなく今後獲得する能力も含めて競争するという考え方です。「経験したことから素早く学び、繰り返しチャレンジする」という姿勢が勝つために不可欠な条件といえます。それ故、競争優位性を争う世界では、学習能力が高く、経験を通して人を鍛えることが出来る、一試合ごとに強くなるチームでなければ、チームとはいえません。働き方改革の実行には、このようなチームが不可欠です。

働き方改革を実行できるチームの創り方を学ぶ
本セミナーでは、働き方改革を進めるのに役立つチームの創り方を学びます。チームビルディングの手法は、職場のリーダーに役立つだけでなく、自分自身の行動様式の改革にも応用可能で、自分らしい職業人生活を目指したいと考える全ての人に役立つプログラムです。

対象者
働き方改革を実行できるチームの創り方を学びたいと考える、一定の組織あるいはグループの(主要な)メンバー全員
※個人ではなく、企業単位、職場単位での受講を想定しています。
セミナー
コンセプト
  1. どうすれば良いかという「答えを教えてもらう」のではなく、「答えの見つけ方」を習うプログラムとする。
  2. 実際に使える知識を付与するため、反転学習、インターバル学習の手法を活用する。
学習目標
  1. チームワークの本当の意味を理解することにより、働き方改革を実行できるチームを創りたいと思うようになり、習ったことの一部を実際の行動に適用し始める。
  2. 広い視点からチームビルディングを理解することにより、自信を持って他の人にチームの創り方を説明できるようになる。
カリキュラム
【事前課題】
 「チームビルディングの技術」関島康雄(日本経団連出版)
を読んで感想文(A4二枚程度)を提出する。

事前課題の狙い:授業を実のあるものにするための予習に相当します。感想文を書くことにより、内容の理解度を高めると同時に、授業に取り組むマインドセットを整える効果も期待されています。


【e-learning】
事前課題提出者に順次パスワード(有効期限は2週間)が送付されます。
e-learningの内容は、グローバル時代の競争とはどのようなものかを説明するもので、働き方改革が必要な理由のバックグラウンドを認識させるためのものです。クラスルームの予習にもなっています。

e-learningの狙い: このプログラムは、e-learning とクラスルームのブレンド型で、両方が補いあって学習効果を高める仕組みになっています。そのためe-learning 修了がクラスに参加する条件になっています。


【クラスルーム(5回に分割することも可能)
第一会合 なぜ働き方改革は難しいのか(懇親会を除き180分)

  1. オリエンテーション:e-learning 結果の解説、セミナーコンセプトの説明、学習目標の説明とクラスの進め方
  2. 事前課題の発表
  3. 講義1:課題図書の振返り
  4. 講義2:密度濃く働くには
  5. グループ討議と発表
  6. 講義3:リーダーシップとは何か
  7. Q&A、宿題1
  8. 懇親会

学習目標:本講座の目標やプログラム全体の構成などを説明し学習に必要なマインドセットを整える。個人と組織の生産性向上について考える
グループ討議により、リーダーの役割についての理解を深め、リーダーシップについての思い込みや偏見を取り除く。ネットワーク形成の第一歩として「お互いを知る」機会を創る。


■第二会合 一試合ごとに強くなるチームを創る(1週間後実施:180分)

  1. 振返りと宿題の発表、解題、本日の学習目標
  2. オープニング・プロジェクト
  3. 講義4:チームを創る手順
  4. 講義5:人を育てるチーム
  5. Q&A、宿題

学習目標:チームビルディングに必要な手順、組織学習の大切さ、人材育成などを具体的に学ぶ。


■第三会合 チームビルディングを支える理論(1週間後実施:90分)

  1. 振り返りと宿題の発表、解題、本日の学習目標
  2. 講義6:ダイナミック・ケイパビリティの理論
  3. Q&A、まとめ
  4. 宿題:「リ・エントリープログラム」の作成

学習目標:自信を持って働き方改革に取り組むことが出来るよう、戦略論の基礎を学ぶ。 学習したことを職場に戻ってどのように活用するか(リ・エントリープログラム)を 考える機会を創る。


■延長戦(希望者のみ 休日リラックスした環境で3時間程度)

  • 策定した「リ・エントリープログラム」に対する自由討議、コメント
費用

以下のどちらかを選択ください。

  1. 100万円+e-learning 費用(5,500×受講人数)
  2. 一人当たり 88,000円

※懇親会、延長戦の費用は含まれていません。
※どちらの場合も、e-learningを期限内に修了できなかった場合は、e-learning 費用を除き、キャンセル条項が準用されます。

より詳しいご案内やアレンジのご相談は、関島までお問い合わせください。 連絡先はこちらです。

チームビルディング講座「D」(3日コース)の1例

 
対象者
一定の組織あるいはグループの(主要な)メンバー全員
狙い
本格的なチームに自分たちを変化させるための方法を学びます。
定員
30名から40名
学習目標
具体的な「職場の問題点の解決策をつくる」という課題の検討を通して 本格的なチームをつくる方法を理解します。
討議を通じて、チームビルディングの5段階を実際に経験することによりチームビルディングの技術を認識します。
カリキュラム
【1日目】
 ・チームビルディングの最初の二つの局面「立ち上げ期」と「混乱期」を経験する。
 ・テーマ設定の重要性を認識する。

  1.職場の問題点の発表(各人)
  2.グループの役員の仮決定
  3.グループの討議テーマの設定
  4.討議テーマの分析(テーマの選定理由と意義)
  5.講義 「変革の不等式と目標」
  6.振り返りと討議テーマの決定

【2日目】
 ・チームビルディングの次の二つの局面「平常化期」と「活動期」を経験する。
 ・議論の進め方を認識する。

  1.討議テーマの発表
  2.グループ役員の決定
  3.現状分析
  4.克服すべき課題の整理
  5.講義 「議論のすすめかたとルールの設定」
  6.振り返りと行動計画の策定

【3日目】
 ・Ah−Haの整理を経験する。
 ・チームビルディングの技術の大切さを認識する。
  1.行動計画の発表
  2.講義 一試合ごとに強くなるチーム
  3.振り返り
  4.行動計画表の改訂
  5.Ah−Haの整理
  6.講義 「リーダーの役割」
  7.振り返り(チーム活動評価表の作成)

注)一定の組織あるいはグループの選び方について、事前に打ち合わせが必要です。

チームビルディング講座「L」(2日コース)の1例

 
対象者
主任、課長クラスで、将来、事業や経営の上で責任ある仕事をしたいと考える方
狙い
チームビルディングの技術を持ったリーダーを育てます。
定員
20名から30名
学習目標
リーダーシップとは、何かを理解します。
リーダーシップを発揮する対象は、自分自身を含め上司、同僚、部下の360度であること、リーダーは先頭に立つだけでなく、 チームビルデディングの技術を用い、場面、場面で適切な役割を果たすことが求められることを認識します。
カリキュラム
【1日目】
 ・リーダーシップの重要性が高まった理由及びリーダーシップとは何かを理解する。
 ・リーダーの役割について認識する。

オープニング・プロジェクト
  1.5年後あなたは何をしていたいですか
  2.このプログラムで学習すること
第I部 外部環境はどのように変化したか
  3.競争の仕方と速度の変化
  4.グローバリゼーションの影響
  5.垂直統合方式と水平展開方式
  6.お客さんについての考え方の変化
  7.戦略理論の変化
  8.必要とされる人材
第II部 リーダーシップとは何か
  9.グループ討議「リーダーの役割と必要なスキル」
  10.リーダーシップ理論の変遷
  11.リーダーシップは学習できるか

【2日目】
  ・チームは、複雑な問題を解決するために作られること、及び、一回限りではなく継続する競争に勝つためには、人を育てるチーム、経験から学習するチームでなければならないことを理解する。
  ・チームビルディングの段階ごとに、リーダーの役割は異なることを認識する。
第I部 なぜ本格的なチームが必要となるのか
  1.複雑な問題とは
  2.明確な目標
  3.目標の共有化
第II部 本格的なチームの造り方
  4.チームビルディングの五つの局面
  5.リーダーの役割
  6.人の育て方
  7.Ah−Ha の整理
  8.演習「行動計画の策定」
 その他のテーマのプログラム例。

●リーダーシップ入門
●キャリアデザイン
●戦略論入門

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